外壁塗装の助成金・ローン
外壁塗装でローンは使えるのか?気になる金利や費用などご紹介します

この記事の監修者:中西諒太さん
静岡県出身|ライター|宅建士FP・ファイナンシャルプランニング技能士2級|アパレル販売員から未経験で不動産業界に入る。賃貸仲介、賃貸管理など不動産業界歴4年。現在は不動産業界の経験や資格で得た知識を活かしてライターとして活動しています。また、不動産関連の情報を中心にブログやTwitterでも発信しています。
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結婚などをきっかけに購入した新居も、ゆくゆくはリフォームが必要になります。外壁もまた雨風から家を守るため、塗装のメンテナンスが欠かせません。 外壁塗装に使用する塗料の寿命を考えると、築10年前後が外壁塗装をする時期の目安です。 しかし家のローンもまだ残っている状態で、さらにリフォーム代を払うとなると、気になるのが費用の問題でしょう。こちらでは外壁塗装の費用、ローンの使用可否、金利などについてご紹介します。
外壁塗装にかかる費用について

どんな外壁でもメンテナンスは必要
外壁塗装でかかる費用は、「塗る壁や屋根の面積(平方メートル)×塗料の単価(円)」ので大まかに計算ができます。たとえば120平方メートルの外壁に対し、単価3,000円の塗料で塗装をする場合は、以下のように概算が可能です。 120平方メートル(外壁面積)×3,000円(塗料単価)=360,000円 ただし、外壁塗装にかかるのは塗料代だけではありません。足場代や外壁の洗浄代、養生、飛散防止ネット、シーリングなど、実際にはさまざまな費用がかかります。下記は一般的な外壁塗装、あるいは屋根塗装を行う際にかかる費用の相場一覧です。 【外壁塗装にかかる一般的な費用項目】 ・足場……平米単価600円 ・高圧洗浄……平米単価200円 ・養生……平米単価350円 ・飛散防止ネット……平米単価150円 ・廃棄物処理代……20,000円 ・シーリング(コーキング)……平米単価700円 ・下地補修……20,000円 ・下塗り(シーラー)……平米単価700円 ・シリコン系塗料……平米単価3,500円 【屋根塗装にかかる一般的な費用項目】 ・タスペーサー(雨漏りを防ぐ縁切部材)……平米単価300円 ・下地補修……20,000円 ・下塗り……平米単価600円 ・中塗り、上塗り……平米単価2,200円 以上はすべて目安であり、正確には住宅の大きさや形、場所、階数によって変動します。足場に関していえば、3階建てや入り組んだ特殊な建物などは、コストがかかりやすいです。また、使われる塗料の種類によっても値段は大きく変わります。より耐用年数の長い塗料を使うのなら、値段もそれに応じて上がる場合がほとんどです。 トータル費用としては、30坪の家に外壁塗装のみを行う場合で60万~90万。屋根の塗装も同時に行う場合、60万~120万が相場と考えましょう。外壁塗装にローンは使えるのか?

ローンの種類は有担保と無担保の2種類ある
ローンには担保をつけて借りる「有担保」と、担保がなくても借りられる「無担保」の2つのパターンがあります。担保をつける場合、対象となるのは外壁塗装をする物件です。 有担保のメリットとしては金利が低く、長期的に考えるとトータルで安くなること。しかし、担保を設定するために数万円がかかる点に注意が必要です。借りる金額が100万以下の場合、無担保ローンのほうがトータルで支払う額が低くなることもあります。 一方の無担保は、担保設定がないぶん事務処理が簡単で、審査にかかる日数も短いところがメリットです。ただし、それだけ金利は高くなります。利用を考えているのであれば、少しでも金利の低い銀行で借りるようにしましょう。外壁塗装をしてくれる業者にローンを頼みたい場合は・・

外壁塗装でローンを使った場合の金利について

金利を少しでも安く抑えたい場合
金利を少しでも抑えたい場合、住宅ローンへ借り換えてみてはいかがでしょうか。 外壁塗装に使うローンは、通常リフォームローンです。しかし住宅ローンとして借りた場合、変動金利だと0.5%~1%まで下がることも珍しくありません。特に10年以上前に借りてから一度も金利を見直したことがない方は、借り換えを検討するチャンスといえそうです。外壁塗装の契約時に確認すべきことと、先を見据えた計画について
